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「海の日」制定記念のポスターと記念歌歌詞の入賞作決まる

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祝日「海の日」制定を記念して、国民の祝日「海の日」を祝う実行委員会が募集していた、海をテーマにしたポスターと記念歌歌詞の入賞作品が決まった。
ポスターは、一、二五八通の応募作の中から、最優秀賞(写真は補作した公式ポスター)に、仙台市の大出光一(四十歳)さんが選ばれた。また、優秀賞には、京都市の山本允(四十五歳)さんと長崎市の菊池多希子(五十九歳)さんが選ばれた。
一方、記念歌歌詞は、七、一四六通の応募作の中から、最優秀賞に、東京都・三鷹市の伝井かほる(四十七歳)さんが選ばれた。また、佳作には、川崎市の阿多豊一(三十歳)さんと長野県・伊那市の堀志津子(五十五歳)さんが選ばれた。
海のシンフォニー
ファミリーコンサートは
七月十九日
「海の日」制定を記念した、海のシンフォニーファミリーコンサート(主催/(社)日本船主協会、後援/運輸省、国民の祝日「海の日」を祝う実行委員会、日本放送協会)が七月十九日(金)十七時三十分から東京・渋谷のNHKホールで開催される。出演は司会進行/服部克久・黒田あゆみ、指揮/渡邊一正、管弦楽/東京交響楽団、ソプラノ/名古屋木実、バリトン/平野忠彦の各氏。プログラムは「錨をあげて」「ホフマンの舟歌」「イタリア奇想曲」「自由の大地」など。

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神戸海洋博物館では
夏期特別展『海の讃歌』
神戸海洋博物館では、「海の日」制定を記念して日本人と海との関わりを歴史・民俗資料で探る夏期特別展「海の讃歌」(主催/(社)日本船主協会、日本内航海連組合総連合会、国民の祝日「海の日」を祝う実行委員会(社)神戸港振興協会、後援/運輸省、神戸市、神戸市教育委員会)を七月十三日(土)から八月三十一日(土)まで開催する。展示の概要は次のとおり。
【古代人の海】コーナー一古墳や遺跡から出土した埴輪船や各種漁労具、船形木・土製品などで、縄文〜古墳時代の人々の暮らしを通じて海を考える。
【船が運んだ東西文化】コーナー:中世では船の発達により、人々の行動が世界的規模に広がる。特に我が国は、大航海時代となった西洋諸国と結ばれ、交易を通じて種々なものが相互に交流する。オランダ東インド会社の船で運はれたガラス製品や中国陶器等により東西の文化交流を考える。
【船乗リの海】コーナー:「船」が出現してから、人々の行動範囲が広がり、生活様式も変化した。しかし、海は人間の叡知を越えた存在である。「板子一枚、下は地獄」と言われた江戸〜明治時代の資料で、船乗りがどの様に海と対応したかを見る。
【大人の夢、子供の裏】コーナー一ブリキの船やプラモデル等素材が違う、地域が異なる等玩具に対する愛着は今も昔も変わらない。このコーナーでは大人にとってはノスタルジア、子供にとっては未来の夢を育んでもらう。
【瀬戸内海の祭り】コーナー一瀬戸内の各都市で繰り広げられる「海の祭り」の紹介コーナー。

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